太ったおばさんに出会う
義父の葬儀をした同じ会館で義母の葬儀をしました。
お世話になるのは同じ葬儀屋さん。
息を引き取った義母を迎えに来てくれたのは、義父の時の担当者の人がふたり。
事務的なことを主に担当されている、中井貴一に似たZさんと、なんか芸人に似た人いてそうやけど特定できない、セレモニー担当のKさん。
おふたりの顔を見て、ホッとしたけど、まさかこんなに早く再会することになるとは・・・
義母が亡くなった金曜日の翌日の土曜日が友引っちゅうことで、日曜日の火葬場が混雑という事情に加え、お寺さんが土曜日の都合がつかず、日曜日に通夜、月曜日に告別式というスケジュールに。
間の土曜日がぽっかり空いてしまうことに。
なので、その日に細かい打ち合わせを入れてもらったり、遺影写真を決めたりしました。
そして、義母の「好物弁当」に入れるたこ焼きを夕食にしたりして。
さて。
日曜日。
通夜の始まる2時間前に会館へ。
車から降りて、エレベーターで式場のある3階へ向かいます。
エレベーターの扉が開いた瞬間、あれれ?すでに乗ってる人???
ものすごい太った女の人が、奥に見えました。
わっ。
ものすごい太った人が乗ってる。
声には出せないので、心の中でつぶやきました。
エレベーターに乗り、ものすごい太った女の人と目が合いました。
ぎょっとしました。
目が合った、ものすごい女の人・・・
エレベーターの鏡に映った私自身でした・・・
ぎょっ。ぎょぎょっ。
わ、私ってこんなに太っていたのか・・・と愕然。
ていうか。
喪服って黒いのに・・・黒って体が引き締まって見えるっていうのに・・・
黒い服を着ていても膨張して見える私って、もう救いようがないですやん。
ちなみに、翌日の告別式の時も・・・やはり、エレベーターに乗る時に、
いちいちぎょっとする私でした。
ぎょっとしなくても、それは私なんやって!
と自分に言い聞かせるくらい、扉が開いた瞬間は他人に見えるのです。
今回の義母の葬儀に関しては、この葬儀屋さんの会員になったためにサービスで記念写真が付きます。
告別式の様子をプロのカメラマンが撮影してアルバムにしてくれるわけですが・・・
ものすごい太った自分を直視しなければならないなんて・・・と思って出来上がったアルバムを見ると・・・
あれ??
あれれ???
写真で見ると、普通に太ったおばさんだ。
エレベーターで見た、鏡に映った膨張みよちんとは違うような。
エレベーターの鏡がおかしかったのか???
答えは謎である。
by miyonara
| 2016-07-09 23:58
| 家族