がんと闘うということ
昨日は、一日悲しく辛かった。
友人でも知人でもないのに、有名人がひとり亡くなっただけで、なぜこんなに悲しいのでしょうか。
麻央さんのブログの更新がなかったので、まさかという胸騒ぎはあった。でも、更新が滞ることはこれまでにもあったので、今回も大丈夫かな、という思いもあった。
だけど、今回はいつもとは違った。
彼女は、帰らぬ人となってしまった。
どんなに苦痛を抱えていても笑顔を絶やすことがなかった麻央さん。
彼女の笑顔は、がん患者だけに限らず、多くの人たちを励まし、生きる力になってくれた。
だから、日本中が悲しい思いでいっぱいなのだ。
彼女は、幼い子どもたちを残して逝ってしまった。
無念だっただろうと思う。
私と同じ病気の先輩が、幼い子どもたちを残して逝ってしまったことと重なった。
彼女たちが、あきらめなければならなかった人生を、私は大切に生き抜いていきたいと思う。
闘った先に、良いことばかりあるとは限らないのが、がんという病気だ。
治療の甲斐なく、再発したり、転移することだってある。
だけど、再発や転移を恐れているだけで終わるのではなく、もっともっと生きたかった人たちの分まで、一生懸命生きたいと思う。
『生きる』ことにこだわっていたいと思う。
たった一度の人生を、どんなふうに生きるのか?
私が、いろんなことにチャレンジしているのは、
後悔しないためだ。
やりたいことを我慢したり、やりたいことに縁のないまま人生を終えるなんて、もったいないと思いませんか。
私は、私らしく生きる。
私が、私らしくいられるのは、家族のおかげ。
何があってもそばにいて支えてくれる主人とナラのおかげです。
丈夫な体に産んで育ててくれた両親のおかげでもあり、周りにいていつも手をさしのべてくれる友人のおかげでもあり。。。
ひとりでは決して生きていけないところを、必ず助けてくれる。
これからも感謝の気持ちを忘れず・・・
まずは来週の検査を乗り切りたいと思う。
麻央さん
苦痛の伴う奇跡は、お体には辛かったでしょう。
それでも笑顔でいてくれてありがとうございました。
by miyonara
| 2017-06-24 23:45
| 雑感