映画『みんなの学校』自主上映会終わりました!
今日、犬仲間や仕事仲間の友人たちと一緒に半年前から企画してきた、映画『みんなの学校』自主上映会&木村泰子先生講演会を無事に終えることができました。
映画『みんなの学校』の公式サイトはこちら⇒ 『みんなの学校』
この映画(ドキュメンタリー)の舞台となった、大阪市住吉区の大空小学校の素晴らしいところは、
子どもたちひとりひとりの個性を、個性として大切にしているところ。
先生たちが目の前の子どもたちから学ばれている姿勢にも共感でき、
木村先生のお話に、明日からまたがんばろう!ってパワーをいただきました。
木村先生のお話で印象的だったのは、相模原のあの事件のこと。
被害者の保護者が、自分の子どもの命を奪われているにも関わらず、匿名を希望したこと。
実は、私も少しひっかかっていたんです。
野次馬根性で、被害者がどこの誰だかを知りたいのではない。
名前を出さないって・・・じゃあ、その人たちが生きた証って、どうなるの???ってちょっと思っていたんです。
施設に入っていたということを隠したかったのか???
障害を持った家族がいることを知られたくなかったのか???
子どもに、差別はいけない、差別はだめだ、と教える大人が、社会が、実は差別を作り出しているのではないか?
そう思ったんです。
言葉では、個性を伸ばそうとか個性を大事にと言いながら、ちっとも個性を認めていないじゃないか、と。
この、『みんなの学校』という映画は、学校のことを描いた映画ですが、学ぶのは学校のこと、子どものことだけではありません。
人間の福祉だけでなく、動物の福祉にもつながっているし、すべてのことはつながっていると教えてくれる映画なんです。
これからも各地で自主上映会が開催されます。
皆さんのお近くで機会がありましたら、是非、一度ご覧くださいね。
by miyonara
| 2016-08-28 23:44
| 日常のこと