カテゴリ:雑感( 8 )

がんと闘うということ

昨日は、一日悲しく辛かった。

友人でも知人でもないのに、有名人がひとり亡くなっただけで、なぜこんなに悲しいのでしょうか。

麻央さんのブログの更新がなかったので、まさかという胸騒ぎはあった。でも、更新が滞ることはこれまでにもあったので、今回も大丈夫かな、という思いもあった。

だけど、今回はいつもとは違った。

彼女は、帰らぬ人となってしまった。

どんなに苦痛を抱えていても笑顔を絶やすことがなかった麻央さん。

彼女の笑顔は、がん患者だけに限らず、多くの人たちを励まし、生きる力になってくれた。
だから、日本中が悲しい思いでいっぱいなのだ。


彼女は、幼い子どもたちを残して逝ってしまった。
無念だっただろうと思う。

私と同じ病気の先輩が、幼い子どもたちを残して逝ってしまったことと重なった。

彼女たちが、あきらめなければならなかった人生を、私は大切に生き抜いていきたいと思う。

闘った先に、良いことばかりあるとは限らないのが、がんという病気だ。
治療の甲斐なく、再発したり、転移することだってある。

だけど、再発や転移を恐れているだけで終わるのではなく、もっともっと生きたかった人たちの分まで、一生懸命生きたいと思う。


『生きる』ことにこだわっていたいと思う。
たった一度の人生を、どんなふうに生きるのか?

私が、いろんなことにチャレンジしているのは、
後悔しないためだ。
やりたいことを我慢したり、やりたいことに縁のないまま人生を終えるなんて、もったいないと思いませんか。

私は、私らしく生きる。


私が、私らしくいられるのは、家族のおかげ。
何があってもそばにいて支えてくれる主人とナラのおかげです。
丈夫な体に産んで育ててくれた両親のおかげでもあり、周りにいていつも手をさしのべてくれる友人のおかげでもあり。。。
ひとりでは決して生きていけないところを、必ず助けてくれる。

これからも感謝の気持ちを忘れず・・・
まずは来週の検査を乗り切りたいと思う。


麻央さん
苦痛の伴う奇跡は、お体には辛かったでしょう。
それでも笑顔でいてくれてありがとうございました。


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by miyonara | 2017-06-24 23:45 | 雑感 | Comments(0)

今年の桜

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今年の桜をゆっくり愛でる余裕がなかった。
満開の時季に体調を崩して、お花見どころじゃなかった。
犬の散歩の時にカメラ📷を持って出たけれど、風の強い日で、あまり撮影できなかった。

低体温が続いていて、休日はグッタリ寝ている。
2週続けてグッタリしている間に、どんどん葉桜に。
2日ほど前に辛うじてスマホで撮った。
空の青い日だった。

去年も一昨年も、自分なりに満足できる桜の写真が撮れていたようだ。一昨年は、抗がん剤投与の合間に地元のさくらまつりに行っていたし。

昨年も一昨年も、『元気でいられることに感謝』とか『さくらを見られたことに感謝』とか書き記している。

アカン、アカン。

忙しいと、当たり前のことに感謝する気持ちを忘れてしまってる。

体調悪いのは一時のこと。
今も元気に生きることができている。
桜の季節に逝ってしまった先輩の分まで生きると決めた。

桜は儚い。
でも、桜は私に元気をくれる。
大切なことを思い出させてくれるのだ。

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by miyonara | 2017-04-16 23:32 | 雑感 | Comments(0)

皮膚科ちがい

昨日は義母がデイサービス休みの日で家にいたため、朝は精神科に連れて行き、夕方は皮膚科・・・とクタクタの一日だった・・・。

精神科は以前からかかりつけの内科の先生やらケアマネさんやらに勧められて、認知症かどうかも含めて、人への依存度の高さやせん妄がどの程度のものなのかを診断してもらったほうがよいと言われていた。

結果的に、義母は認知症ではなく、現時点で医療の介入は必要ない、とのことだった。
ヒステリックだったり、頑固だったり、すぐに他人のせいにしたり、できることでも義父にやらせて・・・認知症でなかったとしても、軽度認知障害なのでは?と思うほど、チェックリストはすべて当てはまるような状態だった。
家族としては、何か病名が付けば、つける薬もあるのでは、との思いで・・・
毎日相手にしていると、こちらの頭がおかしくなりそうなのだが、精神科医からは、
「ストレスが大きいようなら、ご家族が受診されては?」と言われる始末。
いえ、冗談抜きで、私が、義父が、主人が、受診しないといけない日がくるだろうなと思っている。


皮膚科は、義母がかゆいと言って体をかきむしっていて、肌着を血だらけにするので、デイサービスからの助言もあって受診している。
私が抗がん剤の点滴漏れを診ていただいている病院とは違い、家から一番近い皮膚科医院を見つけて行き始めた。

私の行っている皮膚科は、がんの治療をしている病院の中の皮膚科なのだが、以前も書いたことがあるように、待ち時間が3時間に及ぶことも・・・そうならないように、受付の人が、「予約されている人は受付時間が終わってから来てもいいですよ」みたいに、待ち時間が短くて済むように案内してくれている。
先生も丁寧に診てくださるし、丁寧に患者の話を聞かれる。

でも、義母の場合、かゆみがひどいようで、とにかく手っ取り早く診てもらえるところ・・・と思って、個人でやっておられる皮膚科を探したのだ。

患者さんが多くて、繁盛してるなあと待合室では思っていた。
これだけ患者が来るのは、先生の診断と処置が的確なんだろうなと思っていた。

でも、実際に診察室に入って診てもらうと、なんだかモヤモヤしたものが胸に残った。

まず、3つほどある診察室に患者を入れて待たせておき、先生が(先生はひとりなので)順番に診察室を回っていくというスタイルなのだが・・・
診察室に入ってきた先生は挨拶をするだけで、患者とはほとんど話をしない。
問診票とカルテを見て目視、皮膚をこすって顕微鏡で見てから診断なのだが、この間、患者にはしゃべらせない。
診断がつくと説明だけがあり、患者からの質問は途中で遮られる。
こっちは素人だから、初歩的なことも聞きたいわけだ。
でも、そんなのは、診察の効率を下げるだけなので、迷惑なようだ。

2回目の受診のとき、診察室の前の中待合室で、いろいろ張り紙を見ていたら、『たくさん質問がある場合は一度で解決しようとせず、複数回に分けてください』と書いてあるものがあった。診察の効率を考えてのことである。

ん???

複数回に分けるもなにも、初診のとき、ひとつの質問すら受け付けようとしなかったじゃないか。

義母の場合、老化もひとつの原因と考えられる乾燥性の湿疹という診断だったが、私は、とびひみたいなものだったら困るなあと思って、湿疹の程度を聞きたかったのだが、遮られた。
こちらが質問を言い終わる前から先生の回答が始まるのだ。

義母と行動をともにすることの多い義父が、
「お母さんの世話してたらこっちまでかゆくなってきた。人にうつったりするようなものなのか?」と言っていたので、義父がかゆがっている箇所の写真を撮っていたのだが、見せるには至らず。
義父の話をする前から、「うつってる人なんていてないでしょ!」と一蹴。
しかたがないので、看護師さんにいろいろ聞いてみることにした。
看護師さんは丁寧に答えてくれた。

2回目の昨日は、義母に向かって先生が言った。
「こんな暑苦しい格好してたらかゆくて当たり前」と。
家では自分でエアコンの調節ができるが、外に出るとそういうわけにもいかず、エアコンが効きすぎの場所が多いので、肌着を着て、7分袖の服をきて、うす~いベストをはおっていた92歳の老婆に話しかけるのがこの程度のことだった。


そういえば、初診の時・・・
診察室に入って先生を待っていたとき、隣の診察室の会話が嫌でも聞こえてきたっけ。
壁で仕切りがあるわけではないから、会話は丸聞こえなのだ。

隣の診察室にいた患者の女性は、ほくろかできものか何かで長年悩んでおられたようだ。
大きさはほとんど変わらないみたいだが、治ってもおらず、小さくなってもいないので、何か悪い病気だったらどうしよう・・・という不安な気持ちを先生に話されていた。
その女性に対しての先生の回答に、私は自分の耳を疑った。

「そんなんね、ほんとにがんやったらね、あなた今まで20年も生きてませんよ。今頃死んでます。」


まさか、隣の診察室に付き添いで来ている人間ががん患者だなんて思わないよな~。
だから、こういう言い方が平気でできるんだろうな。


がん患者は、がんの部位やステージに関わらず、多かれ少なかれみんな不安を感じながら生きているものだと思う。
私は、初期だからといって、不安を感じていないわけではない。
再発の可能性は高くないタイプのがんだという情報を知っていたって、世間は広い、残念ながら再発している人の情報が入ってくる。再発の可能性が低い=再発しない、ではないのだ。

だから、治療の卒業は素直に嬉しいけれど、小さな小さな不安は抱えている。
がんと向き合っている人たちって、みんなそうじゃないのか?
治療を終えて、1年、3年、5年・・・年数が経たないことには、不安はなくならない。
いや、どれだけ年数が経っても、まったく不安がない、なんて言える人は、まだまだ少ないんじゃないか。

そういうことをわかっているから、周りの人は、治療の卒業を一緒に喜んでくれつつも、「絶対無理したらアカンで」と言ってくれるのではないだろうか。


話がそれてしまったが、とりあえず、義母を連れて行った皮膚科の先生が無神経な人だということはわかった。
実は、ご近所さんで同じ皮膚科の受診歴のある人が、「先生が患者と話をしない」と言っていた。
うん、やっぱりこういう人なんだ。

それでも皮膚が治るならいいや、と我慢のできる人はこれからも通院されるのだろう。

義母の場合、どんな塗り薬が効くかがわかったので、何もこの皮膚科に通い続けなくても、同じ塗り薬をかかりつけの先生にお願いして出してもらったら話は簡単だ。

二度と行くか!

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by miyonara | 2015-07-31 23:49 | 雑感 | Comments(2)

”いのち”のすくいかた

副作用で気が滅入りかけているところへ、とても嬉しいことがありました。

どうぶつフォトジャーナリストの児玉小枝さんが、このたび新刊を出版され、取材に協力させていただいたご縁もあって、私に贈ってくださったのです。
ポストを見て、ドキドキしました。




“いのち”のすくいかた 捨てられた子犬、クウちゃんからのメッセージ (集英社みらい文庫)


子ども向けの文庫ではありますが、かつては子どもだった大人の方にも読んでいただきたい、という児玉さんの思いが詰まっています。


この本に登場するクウちゃん・・・実は、行政の収容施設にいる間、日常のお世話をさせてもらったのです。
今も昔も保育士をしている私ですが、以前の職場と今の職場の間に「保育士として働いていない空白期間」があり、その空白期間に民間の動物保護団体のボランティアをしていました。そこでお声掛けをいただき、ボランティアから職員として働かせていただくことになりました。
ボランティアで2年間、職員として7年間、捨てられた犬猫たちに関わってきました。
新しい飼い主探しと日常の譲渡候補動物の飼養管理が仕事でした。


クウちゃんが、今、どれだけ幸せかというのは、本を読んで写真をご覧いただくと、充分に伝わってきます!
かつて関わらせていただいた者としては、涙なしには見られません・・・

それに、児玉さんの撮影された写真がまたどれも素敵で。

写真を撮る者としても、勉強させていただいています。


その、素敵な写真の中に、私がクウちゃんを抱っこしているところも入れていただいていて・・・
でも、よく見ると・・・
首に「阪神タイガース」のタオルを巻いている私・・・(よく見ないとわかりません)


でも、さらによく見ると・・・
クウちゃんのお家のソファにも「阪神タイガース」のクッション発見!


捨てられた犬猫たちの新しい飼い主探しで一番大切なことは、『最後まで責任を持って一緒に暮らしてくださるご家庭に、そのご家庭に合った動物を譲り渡す』ことです。適正譲渡、といいます。
救われた犬猫だけが幸せになるのではなく、共に暮らすご家族にも幸せになっていただきたいのです。

そのためには、厳しいことも数々助言させてもらってきました。
「留守時間が長くては子犬を迎えていただくことはできませんよ。3~4時間ごとに給餌が必要なのに、長時間労働では、だれが子犬の世話をするのですか?」
「中型犬がご希望ですが、散歩時間が10分となっていますが、10分では元気な中型犬の散歩時間としては短いのではないでしょうか?もっと犬のお世話に時間をかけることはできませんか?」
等々。


世間一般の人の多くは、とても安易に犬や猫を飼っています。
だって、お金さえ出せば、簡単に購入できるんですもの。
ペットショップではいちいち飼い主の審査はありません。

でも、その結果、また安易な理由で手放される犬猫も多いのです。
私がボランティアを始めた頃は、犬については雑種が保護収容されることが多かった印象がありますが、職員として働く頃には、純血種の小型犬が多くなってきていました。

捨てられる犬を見れば、嫌な言葉ですが、ブームがわかります。

マルチーズ、シーズー、ポメラニアン、ヨーキーから、ここ数年ではトイプードル、Mダックス、チワワ・・・まさにブームの犬がやってくるのです。


こういった悪循環を繰り返さないためにも、多くの人に関心を持ってもらいたいし、現実を知ってもらいたい。

是非、多くの方に、児玉小枝さんの本を読んでいただきたいと思います。



ちなみに、我が家のナラもメレも、クウちゃんと同じ、動物管理センターの出身です。
ナラは迷子犬として、メレは飼い主の飼育放棄で、動物管理センターにやってきました。

ナラもメレも幸せを感じてくれているかな・・・
私たち人間は、ナラ・メレに出会えたこと、とても幸せに思っています。


闘病とは関係のない話題でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!


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追伸:闘病生活を考えるともう二度と犬や猫を飼うことはできない、と思っておられる方の記事をSNSを通して拝見することがあります。「最後まで責任を持つ」ということから言うと、とても正しい判断をしておられるのだと思います。でも、一方で、犬や猫と暮らすことが生きがいになる、というお気持ちもよく理解できます。すべての保護施設ではありませんが、自治体の保護収容施設(保健所、動物管理センター、動物愛護センターなど名称は自治体によって異なります)では、施設に保管することができない(スペースがない、人手がない、夜間のお世話ができない等の理由)犬や猫の譲渡ができる状態になるまでの一時預かりボランティアを募集しているところがあります。
また、民間の保護団体でも、新しい飼い主が決まるまでの一時預かりボランティアを募集されているところがあります。

飼いたいけど飼えないとあきらめている方には、ひとつの選択肢として、一時預かりボランティアをご検討いただければと思います。
私も、自分のいのちある限り、自分にできることをやりたいので、今いるナラ・メレを看取った後は、一時預かりをしたいと考えています。(猫とも暮らしたいけど猫は長生きするので・・・)

あ、ちなみに、ナラは、一時預かりボランティアとして、我が家で預かったのですが・・・
ご縁があって家族として迎え入れることになりました。こういうご縁もありますが、その後、我が家で預かった子犬・子猫たちは、みんな幸せに巣立っていきました。

離れるのが淋しいという気持ちは、初めのうちはありましたが、だんだん冷静に「幸せになるんだよ!」って送り出すことができるようになりました。
幸せになってくれていることが、今、何よりの幸せなんです!

本当は、こういうボランティアが必要ない時代がくるといいなと思っています。
今はそれだけ、不幸な犬猫がいるということです。


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by miyonara | 2015-06-05 15:51 | 雑感 | Comments(2)

職場へ行ってきた!

今日は、トイレ工事のお金を振り込みに行った後、久しぶりに職場(保育園)に行ってきた。
傷病手当金の申請書をお願いするのと、作ったままごとエプロンを見てもらいに。

4月、5月の給与明細書を渡され、働いていないので収入はもちろんゼロだけれど、健康保険、介護保険、厚生年金、住民税を職場が立て替えてくれているので、返してくださいよ、という内容だった。
1ヶ月分が、合計で27,595円。
こういう出費も正直言って、痛い。

入ってくる傷病手当金といっても1ヶ月の給料分まるまる支給されるわけではないし、少ない上に、保険料払っていたら、ほんとに手元にお金が残らない・・・

がんになったら、治療費がかかりますから。

なので、「がんと診断されたときに一時金」といったような内容を含んでいるがん保険や医療保険を、まだ病気になっていない人にはお勧めしたい。

保険かけてもよ、病気にならない人だって、世の中にはおられます。

でも、病気になってからでは、遅かったりするからね。


自分ががんになってから、がんについてお医者さんが書かれた本を読んだとき・・・
生命保険に入っていないお医者さんの意見が書かれていたのだけど、
「貯蓄でまかなえる」ってあって、思わず、高給取りの医者はいいよなあ・・・と思ってしまった。
仕事休んだら収入途絶えるような、一般人の私たちじゃ、こんな発想にはなりにくいように思う。
貯蓄なんていくらあったって、足らなくなることだってある。
足らなくなる、というか、月々の収入で支払っている携帯電話代、車に関するお金(ローンや保険代、ガソリン代など)、生命保険料、お高い医療費を、貯蓄を崩してやりくりしているわけである。
(それなのに、新しいレンズ買ってやんの!)
傷病手当金が入ったところで、左団扇ってわけにはいかない。
だから、庶民には、生命保険や医療保険ってやっぱり大事。大事ですよ。

ま、暗い話はおいといて、ままごとエプロン、お昼寝前の1歳児クラス(0歳児の時に担任させてもらっていたクラス)の子どもたちに試着してもらった。

うーん、ちょっと紐の部分が短かったか???
型紙どおりに作ったので、次は紐の部分をもう少し長くしてみよう。
とりあえず、クラスで置いていただけるみたいでよかった!
24人のクラスで、6枚しか作ってないから、ぼちぼちまた作ってみようかな。
喜んでもらえて嬉しかった~~~♪

そして、また、私の分の分け前のおやつをいただいて帰ってきたのであった・・・

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by miyonara | 2015-05-26 16:54 | 雑感 | Comments(2)

感謝の気持ち

昨日、私あてに手紙が届いた。
スイーツのプレゼントとともに。
あの、有名店のラスクとゼリー♪

甘すぎなくて、何個も食べたくなるラスク。
(よそのお店のは甘すぎて、食べたあと胸が悪くなるものも・・・ごめんなさい)
そして、コーヒーゼリーにティーゼリー。
おやつタイムが楽しみなのである。

Mさん、ありがとうございます♡♡♡


Mさんが、手紙に書いてくださっていた。
したいことをしよう、と。

ほんとに、どれだけ励ましていただいたことか!


友だちというのは、顔を合わせる回数とか、メールのやりとりの回数とか、いいね!の数ではなく、まして、歴史でもなく、現在進行形でお互いを思いやる気持ちを持てているかどうか、だと思う。
近所に住んでいたって忙しくてなかなか会えないこともあるし、タイミングが合えば遠くに住んでいたって会うことが出来る。気持ちに距離がなければ、インターバルの長さなど関係ないと思う。


私は、卵巣がんになって、仕事を休ませてもらい、自分の時間が持てるようになってから、何度か立ち止まって考えてきた。
今、自分に必要なもの。今、自分に必要な人。

私が必要としている人が、私のことを必要としないこともある。
それは、残念ながら、縁がなかったということ。

卵巣がんのこと、自分では理解し、受け入れながらも、どこか自虐的に話してしまうこともある。
くよくよしたって仕方がないから・・・でも、どこかで「運が悪かったのよ~、私」みたいなノリで。
私は、受け入れて前向きに、そして面白おかしくコメントしたつもりでも、相手が私のことを「ウザい」と思うこともある。相当ウザかったようで、気づいたらFacebookの友だち削除されていた。

病気が発覚してからパートナーと別れた、付き合ってた彼氏と別れた、友人が去っていった、というのは、がん患者さんのブログを拝見していると、時々目にすることがある。

でも、私は、病気のおかげで、本当に大切なものに気づくことができたし、変わらず励まして思いやってくれる家族や友だちがいる。
くよくよしている暇もないほどに、前向きで生きていられるのは、支えてくれる家族と友だちのおかげだ。


変わらぬお付き合いを続けてくださっている皆さん、ありがとう。

新たに出会ってくださった皆さん、ありがとう。


Mさんに元気をもらったように、私も残りの人生で旅行を楽しんだり(今はまだすぐに旅できる状況ではないけど、そのうち!)、会いたいときに会いたい人と会ったり、おいしいものを食べたりして、悔いのないように生きていきたいと思う。

どんなに小さなことでも、やり過ごすことなく、丁寧に。
当たり前のことを当たり前だと思わず、当たり前でいられることに感謝して。

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by miyonara | 2015-05-15 11:38 | 雑感 | Comments(7)

笑いに変えて

人生は笑いだと思っている。

だからだろうか。
自分のがんのことで泣いたのは、数える程度。
がんになったことが特別不幸なことだとは、どうしても思えないのだ。
だれががんになってもおかしくない時代でもあるし・・・。

ここ最近でいうと、ドラマ『流星ワゴン』や『アルジャーノンに花束を』を見て泣いた回数のほうが圧倒的に多い。現実のことよりも、フィクションで泣いている・・・。
子宮も卵巣も摘出しなきゃいけない→子どもを望めないっていうことに、がんであることよりもショックを受けた。がんだから・・・っていう理由ではほとんど泣いていないかな。
うん、私の場合は、子どもが好きなのに、母親になれなかった、ということが一番の衝撃だった。

しかし。

自分の子どもは持てないけれど、仕事ではたくさんの子どもたちに笑顔をもらっている。
私も、子どもたちが安心して健やかに成長できるよう、笑顔を返したい。
子どもの一日が、保護者の一日が、私たち保育士の一日が笑顔で始まり笑顔で終わる。
「あなたにとって保育とは何か、漢字一文字であらわすとどんな字になりますか」と、某自治体の保育士採用試験の二次面接で聞かれたことがある。
もちろん、私は「『笑』という字です!」と、理由とともに答えた。


これまで触れてきたかもしれないが、がんが発覚するまでの私は、どちらかというと?いや、かなりマイナス思考の人間だったのではないかと思う。信頼できる相手にはしょっちゅう愚痴っていたし、割り切る、ということが上手に出来ていなかったと思う。

今はどうだろうか?

うーん。

性格が180℃変わったわけではないけれど、少なくとも、病気のおかげでプラス思考人間になってきたのではないか。。。と思うのだ。

おいしいと思うものを食べられることに感謝できて。
楽しいなって思える瞬間を共有できる主人やナラや友人に感謝できて。
理解のある職場にも感謝できて。

普通に、ごくごく普通に生きていられるってことがこんなにも嬉しくて。


だからね。

ちょっとくらいのことは、我慢もできるし、腹も立てないようにしてきた。


なのに。
今日の義母の態度。
どうよ???


足のしびれがひどくなってきているのに、犬の散歩には行かねばならない。
ナラひとりならまだいいが、老夫婦のメレ・・・義父がなかなか散歩に行こうとしない(夕方になってもパジャマのまま)。
足が痛くなければ私も気持ちよく行ってやりたいけれど、小型犬とはいえ、2頭の散歩って、体力の落ちている人間にはけっこう堪えるのだ・・・

義父も闘病中だから、無理はさせたくない。自分も無理はしたくない。
でも、私がやらねばだれがやる???

しんどいけどがんばろか~と思っていたところに、義母が無神経な一言。
「大丈夫か?お父さんに頼んだろか?」

は????

はあ???????


もういっぺん言うてもらえます???

頼んだろか???

頼んだろか???

おいおい、こら、ばあさんよ。

あんたが頭下げなあかんのは、お義父さんにじゃないよ。

世話もできないくせに、先住犬トチが亡くなってからどうしても犬がほしいと言った、そのあんたが頭下げないといけないのは、この私なんだよ。
犬のほうが長生きして、結局は不幸になるからダメと意見した息子夫婦に、「私の気持ちはどうなるの~~~」と駄々をこねたあんたが頭を下げるべき相手は、息子とその嫁なんだよ。

大丈夫か?って全然心こもってないやろ。
お父さんに頼んだろか?って、何もせんあんたが何を私に上から目線でモノ言うてんの?

カチンときたから
「大丈夫じゃないです。でも、お義父さんもしんどいやろからね~」と言い放って散歩に出た。


あああー。

プラス思考人間になってきたつもりやけど、やっぱりまだどこかでマイナス要素が抜けていかない!


でもね。



ストレスをため続けるわけにもいかないので、この場で吐き出させてもらいました。

不愉快な話を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

吐き出させてもらったからには、笑いに変えて、次に進みます!


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by miyonara | 2015-04-18 18:20 | 雑感 | Comments(4)

病気ってわからなかったの?

卵巣腫瘍とわかってから、多くの人に聞かれた。

「病気ってわからなかったの?」
「自覚症状はなかったの?」
「どうしてもっと早く病院に行かなかったの?」


ブログの最初の記事で書いたように、お腹が出てきても、太り過ぎたと思っていた。
なぜなら、自覚症状がなかったからだ。
生理不順でもなければ不正出血もなく、おりものがひどかったわけでもない。
下腹部が痛いとか、胃が痛いとか、背中が痛いといった痛みに関わる自覚症状が出てきたのは、病院に行く少し前くらいからだ。
それに、年に1回健康診断を受けているし、婦人科の検診も受けている。
健診・検診で異常がなかったのだから、すぐに病気だとは考えられなかったのだ。

お腹が出てきたなあと思ったのは、2014年10月の下旬ごろと記憶している。
11月に入ると、お腹を圧迫するような姿勢(靴下を履く、靴を履く、うつ伏せになる)が苦しくなった。
あああ・・・太ったらこんなに困ることになるんや・・・。
ダイエットしなきゃ・・・とそんなことばかり考えていた。
太り過ぎだと信じて疑わなかった。

12月になると、仰向けで眠ることができなくなった。もともと仰向けで寝るタイプなのだが、
仰向けで寝る姿勢がしんどくなり、横を向いて眠るようになった。
お腹の出方が異常に感じるようになり、もしかして病気かも?と頭をよぎったことがあったが、
病気=痩せていく、という考えが頭から抜けきれず、太っているのだから病気であるはずがない、と思った。

また、秋は、同居している主人の両親が立て続けに入院し(義父は肺がん闘病中、義母は大腿骨骨折・手術・リハビリで手術後1ヶ月半で回復期リハビリ病棟に転院)、特に義母が極端に淋しがったので、仕事帰りはほとんど毎日面会に行っていた。疲れて2日ほど面会をサボると、義母から「ここのところ顔見てへんけどどうしてるのん?」と催促の電話がかかってきた。面会に行ったところで、病院への文句、病院食への文句ばかりで憂鬱だった。面会に行くことがストレスだった。
回復期リハビリ病棟に転院してからは、リハビリの時間が長いので、義母も退屈している暇はなさそうだった。体をしっかり動かして食べることができるようになったため、病院食への文句は減ったが、面会に行っても家族に対して感謝の気持ちのかけらもなく、「もう!早く帰りたいわ!」と不満をぶつけてくる。家族と離れてひとりで淋しいのも不安なのもわかるが、だったら余計なことをして骨折するようなことをしなければいいのだ。自業自得なくせに、なにを人に当たり散らしてるんだ!

平日の休みは、このリハビリの病院の医師との面談などが入って、自分の病院へ行く心の余裕がなかった。
今となってはすべて言い訳になるが、痛みがひどくなるまで、病院に行くことはできなかった。

あと少し、早く病院に行っていたら・・・と、考えないでもない。
エイリアンが30㎝に育つまでに受診していれば、後の苦しみは回避できたかもしれない、と思うこともある。もしかしたら、良性腫瘍で終わっていたかもしれない、と。
でも、過ぎてから言ってもしかたがないことだ。
もっと自分の体を労わればよかった・・・と猛省している。


『病は気から』とはよく言ったものだ。
本当にそのとおりだと思う。
私の場合は、卵巣腫瘍という形で出てしまった。
人によっては胃に穴が開いたり、脱毛症になったり、心の病になったり・・・
何かしらストレスを抱え続け、健康状態を維持できにくくなり、発症してしまうのだ。

たしかに、病気にはなってしまったが、なったからには、治癒に向けてがんばるしかない。
いつまでも病気を抱えているわけにはいかない。

病気の自分・・・古い自分を壊して、健康な自分・・・新しい自分を作っていく。

古い自分を壊し、新しい自分を作るのは、子どもの発達と同じだ。


大人になっても、病気のおかげで成長できるんだ。


新しい自分を作っていくことが目標になった。


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by miyonara | 2015-03-02 00:14 | 雑感 | Comments(0)


卵巣がん(明細胞腺がん)が3年の時を経て再発。わたし色の豊かな人生を目標に☺


by みよちん

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病歴

2014年10月頃
お腹が出始めたなあと感じる
靴下を履いたり靴の紐を結ぶ姿勢になると息苦しくなる
うつ伏せになると苦しい
夏の終わりからの頻尿もずっと気になっていた(6月5日追記)

2014年12月
お腹の出っ張りが半端なくダイエットしなきゃと思う
食事を魚メインに変えて5kgはなんとか落とせる

2015年1月26日
10日ほど胃痛と背中痛が続いたので仕事を休んでかかりつけのMクリニック受診
卵巣嚢腫だろうとの診断→産婦人科のある近くの総合病院に紹介状を書いていただき予約を取ってもらう

2015年1月27日
紹介状とCT画像データを持参してS病院産婦人科受診
内診、子宮がん検診、エコー検査、血液検査

2015年1月29日 
造影剤CT検査

2015年1月30日
検査結果から卵巣腫瘍と診断される
造影剤CTの画像により悪性の可能性ありと告げられる
卵巣・子宮全摘の手術になるかもしれないと伝えられる
入院(手術)に備え、心電図、肺活量調べる

2015年2月2日 
S病院産婦人科病棟に入院

2015年2月3日 
卵巣腫瘍摘出手術(開腹)
術中迅速病理検査で悪性腫瘍(がん)であることが判明
→両側附属器摘出・子宮全摘出・大網切除・リンパ節郭清

2015年2月19日 
退院(入院時よりマイナス13kg)

2015年2月25日 
退院後初の外来受診
術後の詳しい病理検査の結果、卵巣がんステージIaと告げられる

2015年3月2日~4日 
化学療法スタート TC療法①
病理の担当医の助言により追加で病理検査をした方がよいとのこと(病巣部に乳頭状のものが見られたため)。当初は漿液性腺がんとの診断であった

2015年3月18日
追加の病理検査の結果、明細胞腺がんと判明(ステージは変わりなし)
TC療法が6サイクルと確定する

2015年3月23日~25日
TC療法②

2015年4月13日~15日
TC療法③

2015年5月7日~9日
TC療法④

2015年6月1日~3日
TC療法⑤

2015年6月22日~24日
TC療法⑥

2015年7月22日
造影CT検査

2015年7月29日
内診・エコー検査異常なし
造影CT検査の結果、再発・転移認められず、経過観察へ

2015年10月7日
血液検査、内診・エコー検査異常なし

2016年1月22日
血液検査、内診・エコー検査異常なし
断端の細胞診

2016年3月18日
血液検査、内診・エコー検査異常なし
断端の細胞診の結果→異常なし

2016年6月17日
血液検査、造影剤CT検査異常なし

2016年9月16日
血液検査、内診・エコー検査異常なし

2016年12月16日
血液検査、エコー検査異常なし

2017年3月17日
血液検査、内診・エコー検査異常なし

2017年6月30日
造影剤CT検査異常なし
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125上昇あり)

2017年9月29日
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125上昇あり)
内診・エコー検査異常なし

2017年11月13日
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125上昇あり)

2018年1月29日
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125横ばい)
内診・エコー検査異常なし

2018年3月12日
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125上昇あり)

2018年6月8日
血液検査異常なし(腫瘍マーカーCA125下降)
造影剤CT検査でリンパ節転移の疑いあり

2018年6月28日
県立がんセンターにてPET‐CT検査

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